エアアジアジャパンが10月便すべて欠航。キャンセル分の返金はどうなる?
2020年9月16日、エアアジア・ジャパンは
10月1から10月24日までの全ての路線
全便を運休することを発表しました。
他のLCCの運航状況や
既に予約されているチケットのキャンセル、
払い戻しはどうなるのでしょうか。
エアアジア・ジャパン 10月便すべて欠航のニュース概要
エアアジア・ジャパンが10月の全路線、
全便を運休することを発表しました。
また、9月は12日と13日の運航は一部のみ。
既に発売されている19日からの4連休の運航も不透明な状況となりました。
今後の予約には注意が必要です。
4月から6月、エアアジア・ジャパンの旅客数は
前年より98%減っています。
国内線は、札幌線、仙台線、福岡線の3路線。
国際線は台北線の1路線です。
国際線は3月20日から運休が続いています。
エアアジア・グループCEOトニー・フェルナンデス氏は
9月に入り、日本での事業を見直すことを明言した、
とロイター通信が伝えました。
撤退は決定していませんが、今後の動向に注意が必要です。
タイやインドネシア等でも関連会社を設立しています。
エアアジア・ジャパンはエアアジア・グループの外国法人では
最も規模が小さいので撤退が検討されているようです。
エアアジア・ジャパンのキャンセルの払い戻しはどうなっている?
エアアジアのHPでは予約の払い戻しについて
「すべての運賃タイプにおいて払い戻しを承っておりません。」
と記載しています。
しかし、払い戻しを認めた予約についてはお客様フォームから
依頼するシステムになっています。
エアアジア・ジャパンが6月に発表した新型コロナウィルス感染症の
拡大の影響による運休については
予約金額相当分のクレジットをエアアジアのアカウントに返還
または
10月31日までの希望日に手数料無料で同ルートの日程変更
(空席状況と48時間前までの予約によります)
ということでした。
このクレジットアカウントというのは、チケットを予約した際に
支払った金額を保存できるというエアアジアのシステムです。
現金で返金されるのは難しそうです。
また、対応が遅いという評判が非常に多いので、早めの連絡をおすすめします。
3~4か月はかかると考えてください。
ジェットスターとPeachの減便・運休対応について
他の格安航空会社の運航状況とキャンセルはどうなっているのでしょうか
ジェットスターは9月17日に10月以降の運航を発表しました。
減便ではあるものの現在も運航しています。
既に予約した便が運休になった場合は登録したEメールに
お知らせが送信されます。
全額払い戻しや
ジェットスター・ジャパンの他路線の運航便の航空券購入に変更する等の
特別対応は緊急事態宣言解除に伴い終了しています。
特別対応は7月31日までの搭乗予定だった予約です。
現在、問い合わせが殺到していて手続き完了まで14日以上かかると
発表されています。
電話やライブチャットが大変混雑しているので
まずHPの「よくあるご質問」を確認してみてください。
Peachも運休や減便が決定しています。
運休便に関しては払い戻しをしており、
日本国内線については他のPeach便へ振り替えることも可能です。
しかも、払い戻しや振替に関して手数料はかかりません。
払い戻しはキャンセル・変更済みの航空券に関しては
対象外になりますので注意してください。
まとめ
緊急事態宣言が解除され、Go Toキャンペーンが始まりましたが
航空業界にはまだまだ厳しい時期が続いています。
日々刻々変わる状況の変化に、各会社とも対応状況を発表しています。
利用する際には予約メールやお知らせを注意深くチェックする必要がありますね。