子供と生活、1歩1歩。

子育てについて、生活について、様々なことを書いていきます。

子育てのイライラに必要なメンタル!自己嫌悪に陥らない方法

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子育てでイライラがつのり、子どもに怒りすぎてしまった。

という経験はありませんか?

 

そもそも自分は何に怒っていたのか、

 

イライラして、言わなくていいようなことまで言ってしまう。

当然子どもは泣いてしまい、自己嫌悪に陥る。

私は3人の子どもがおりますが、

恥ずかしながら、こんな経験は何度もあります。


今回は、子育てのイライラで自己嫌悪になるのを、

改善できるようになった方法をご紹介します。

 

 

子育ての悩み!怒ってばかりの自分にうんざり

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私には、中2、小4、0歳10か月の3人の子どもがいます。

1番上の長男は、2年保育で幼稚園に入れました。

長男が幼稚園に入るまでの間に次男も生んだので、

赤ちゃんと幼児をひとりで家でみていたことになります。

 


赤ちゃんに手がかかるのは当たり前のことですが、

2〜4歳の子どもだって、目を離すことはできません。

今思うと、この時期の私は怒ってばかりいたように思います。


早く保育園なり幼稚園に預ければよかったのですが、

何のこだわりか、自分で保育したいと、

意地になっていたことをよく覚えています。

 

 

長男が4歳くらいのとき、あることが起きました。

そのとき私は次男をおんぶして、洗濯物を干していました。

ニコニコしながら私のそばにきた長男。

 

「ママ、みてみて、小さくなったよ。かわいいよ、ほら」

 

彼が私に見せてくれたのは、携帯の充電器。

よくよく見ると、線の部分が短く切られていました。


もう片方の手にはハサミ。

長男はハサミで充電器の線部分を切っていたのです。

 

私は一気に血の気が引いて、長男を怒りました。

 

「ハサミどうやってとったの!危ないでしょ!

 充電器切ってビリビリしたらどうするの!」

 

ハサミは子どもの手の届かない場所に置いたはず。

電気のことはわからないけど、
もし感電したらと思うと怖すぎる。

さらに私の出した大声で、
背中で寝ていた次男も泣き出す始末。

 

「そんな危ないこと、もう絶対したらだめだよ!」

私は自分の中に生まれた不安と、

背中の次男を起こしてしまったことで、さらにイライラし、

とにかく感情をぶつけていました。

 

ニコニコだった長男の顔は
みるみる泣き顔になっていきました。

泣きながら長男が言いました。

「小さいと、ママかわいいって言うかと思った…」

彼は、小さくなった充電器を見て、

私がかわいいと喜ぶと思ったのです。


私が喜ぶ顔が見たかった。

きっと、ただそれだけの気持ちだったのです。

 

部屋に戻ると、ハサミをとるためにイスが置いてありました。

私を喜ばせたくて、イスをずらしてハサミを取ったのです。

 

「ママに見せたかったんだね。
…ごめん、大きな声で怒って…」


あとから長男に謝りましたが、
悲しそうな顔でうなずくだけでした。

 

あのとき、1番最初に何て言ってあげればよかったんだろう。

子どもの気持ちを考えることもできずに、

自分の不安な気持ちを怒りに変えてぶつけてしまった。

 

この頃の私は、子どもにイライラしては怒ってばかり、

その後自己嫌悪になり、泣いて、悩む…
を繰り返していました。

 

 

子育てでイライラしたくない!子どもも私も幸せになる対処法

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子どもにイライラして怒っては、悩むを繰り返していた毎日。

何年経っても、同じことを繰り返している自分。

 

イライラして怒るのをやめようと思っても、

どうしたらできるのか、わからずにいました。

 

そんなとき、私たち夫婦には埋められない溝ができてしまい、

離婚することになりました。

 

このことがきっかけで、私は子育てで
イライラしない対処法を考えるようになったのです。

 

長男はそのとき小学2年生。

実家のある県に子どもたちを連れて戻ることにした私。

夏休み中の小学校に荷物を取りに長男と向かいました。

 

離婚することも、転校することも、

はっきりとは長男に話すことができずにいました。

でも、なんとなくわかっているようでした。

 

担任の先生には事情を話してありました。

先生が息子に言いました。

「もう転校だし、職員会議で先生方いるから、
ご挨拶しようか」

転校というワードを出せずにいた私は、

ドキッとして長男を見ました。

息子はずっとうつむいていました。

 

職員室のドアを開けると、誰に言われるでもなく、

息子はかぶっていた帽子を取りました。

「今までありがとうございました」

涙声になりながら、彼は頭を下げたのです。

私はいたたまれない気持ちになりました。


わずか8歳の子どもに、私は何ということをしたんだろう。

自分のふがいなさ、大人げなさ、未熟さ。

息子のほうがずっとずっと大人でした。

 

のちに、長男と当時のことを話したことがあります。

彼に離婚したことを謝ると、

「だって、ママ我慢できなかったんだからしょうがないよ」

と言いました。


自分中心のイライラをぶつけ、挙げ句の果てには

離婚という結末で傷つけた親ですら、

息子は受け入れてくれました。

 

子どもは、深い深い無償の愛情を親に与えてくれます。


親は、自分より小さな子どもたちを、

自分の所有物のように錯覚してしまい、

イライラをぶちまけてしまうことがあるのではないか

と思います。


子どもたちは、私たち親に笑っていてほしい

ただそれだけなんだと思います。

 

子育てをしていて、イライラすることは多々あります。

そんなときの対処法は、

【自分が親であり、大人であることを思い出す】

 

子どもと同じ土俵に立って、思いのままに怒らない。

なぜ、そうしたのか。
どうなってほしかったのかを、先に聞いてみる。


もし、イライラして怒ってしまったとしても、

子どもを傷つけるような、余計なことは言わない。

余計なことを言わずにいられたら、
心の中で自分を褒めます。

 

私は離婚という出来事で、2人の息子を
傷つけてしまったので余計にそう思いますが、
この離婚がなければ、今も気づかず毎日イライラして
怒っては悩んでいたのではないか、と思います。

 

 

まとめ

 

子育てでイライラし、怒り、自己嫌悪し、悩む。

この負のループは、親であれば誰もが
1度は経験があると思うんです。

 

私個人が考えたものになりますが、

そんなときの対処法は、

 

  • 自分が親である、大人であることを自覚する
  • 子どもと同じ土俵に立たない
  • とりあえず理由を聞いてみる
  • 傷つけるような余計なことは言わない
  • 余計なことをいわずに済んだら自分を褒める

 

ということです。

 

イライラしているときに、
対処法を思い出すのは難しいかもしれません。

でも、もし少しでもいつもと違う対応ができたら、
自分を褒めてあげてください。


人間は褒められると、またがんばれます。

偉そうに書いてしまいましたが、私も全然
まだまだだなといつも思っています。


みなさんお互い、子育てと自分育て、がんばりましょうね!