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国民年金の値段は高い?!払うなんて損⁈気になる疑問を徹底解説!

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2020年の国民年金保険料は月1万6,450円です。

 

支払わないといけない年金の金額は
物価や賃金によって変わるので上がり続けるわけではなく、
上がったり下がったりします。

 

2020年は消費税が10%になったせいもあって
歴代で最も高い年金額になっています。

 

短大に通っていたので
その分は免除手続きをしていたのですが、
社会人になり自分で国民年金保険料を支払うようになった時、
その金額の高さにとても驚きました。

 

ずっと少子高齢化と言われ続けていますし、
年金を払うために頑張って生活しているのに
年金がもらえないかもと言われたら
なんの為に今頑張ってるの?」となりますよね。

 

大丈夫です。

 

年金を支払っている人は将来ちゃんと自分が払ってきた
以上の年金を受けとることができます。

 

「年金はもらえない」は嘘!思惑に惑わされるな!

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令和4年からは年金をいつから受け取るか
60~75歳の間から自分で選べるようになります。

 

受給年齢の幅を広げたらもっと年金を払えなくなったり
破綻して自分たちの老後には
年金がもらえなくなるのではないかと心配されています。

 

30代40代の人は老後の貯蓄として
2千万必要と政府から発表されたら、
年金がもらえるかどうかだけでなく
それ以上お金が必要になるの?と
不安だらけになってしまいますよね。

 

年金がもらえないというのは嘘なんです。

 

政府が発表した内容を利用して若者を勘違いさせ
それなら自分で貯金した方が安心と思わせる
投資会社の思惑だったのです。

 

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貰える年金は減っていく⁉理解しておきたい受け取り割合

政府は5年に1度、100年後も公的年金制度を
続けても大丈夫かどうか調査しています。

 

政府が発表した「年金が2割弱目減りする」というのは
「もらえる年金が減りますよ」ということではなく、
年金を受け取る人の年金額と
年金を払っている人の収入額を比較してみたら
30年後の割合が減っていたという意味なんです。

 

自分が払ってきた年金額より、
もらえる年金額が少なくなるという事ではなかったんですね。

 

ちなみにこの割合が50%より下がると予想された時は
年金制度を変えなければいけないという事も
法律で決まっているので、老後安心して暮らせるように
常に考えてくれているということです。

 

年金は働けなくなった老後でも
生活ができるように支給しますというもので、
自分が働いていた時と同じ位の額を
支給してくれるというものではありません。

 

ただ年金をたくさん払っていた人は
他の人よりそれだけ多く年金を受け取ることができます。

 

年金は老後になってから?もしもの時にもらえるお金とは

年金は老後までもらえないわけではなく、
事故に遭って障害が残っても生活できるように
一生支えてくれる障害年金も含まれています。

 

世帯で年金を払っていた人が亡くなってしまった時に
残された遺族が生活できるように支えてくれる
遺族年金も含まれているんです。

 

年金を払ったことない人は危ない!払わないと国から差し押さえ有り⁈

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年金を今までに一回も払ったことがない人には督促状が届き、
最終的には自家用車や銀行口座などが次々に差し押さえられます。

 

それでも支払わないでいると、国からの指示で
強制的にお金を持って行かれることになります。

 

自分の身に万が一のことが起こっても
国から助けてもらうことができなくなってしまうので
払えるなら自分のために支払うようにしましょう。

 

年金は払ってないけど、払いたい…。そんな人は「免除」をすぐ申請!

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20歳になるけど学生の場合や
収入が少なくて年金を払えない場合は
免除手続きをしてOKをもらえれば
その期間は払わなくても大丈夫です。

 

免除してもらえたからと言って、その期間が
年金を支払ったことになるわけではありません。

 

免除手続きをしていた期間なら
10年分を後から支払うことができるんですが、
免除や猶予手続きをせずに支払わないでいると
未納になり、後から支払うことはできなくなります。

 

免除や猶予してもらっていた分を
後から払うことを追納と言い、
一括か分割の支払い方法を選べます。

 

3年以上前の猶予・免除分を後から支払うときは、
経過した期間によって金額が加算されるので
払えるならなるべく早めに追納しましょう。

 

年金の追納は焦らないで!節税と免除申請について

 

節税のことを考えると
急いで追納しない方が良い場合があります。

 

所得税と住民税は年収によって金額が変わるので、
もし年収が上がる可能性がある場合は
年収が上がってから追納した方がお得になります。

 

払っていない期間があるともらえる年金額は
少なくなってしまうんですが、
免除してもらっていた分を後からでも支払えば
その分年金を受け取ることができます。

 

郵送でも手続きできるのですが、
郵送の場合はちゃんと手続きできたのか心配にもなるので、
年金事務所で手続きしてもらう方が確実だと思います。

 

コロナの影響で年金を支払うのが難しくなった人は
臨時特例免除申請というのもあります。

 

まとめ

 

年金とは別に自分自身で貯蓄しておくことも
もちろん大切です。

 

年金が受け取れるのは10年以上年金を払っている人だけなので、
なるべく支払うようにしましょう。

 

学生の場合以外でも働いているけど所得が低い場合や、
出産前や出産した後なども年金の支払いを
免除してもらえます。

 

支払ってる余裕がない!と思った時はまず
年金相談センターへ相談してみましょう。