子供と生活、1歩1歩。

子育てについて、生活について、様々なことを書いていきます。

母子家庭の子育ての悩み。私の覚悟と、子どもが本当に求めていたこと

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母子家庭(シングルマザー)とは、
母親とその子どもの家庭のことですが、

みなさんは、母子家庭と聞くとどんなことを思いますか?

 

仕事と子育てをひとりで全部やるから大変そう

余裕がなくて、子どもとの時間がとれなそう

誰にも相談できなくて、悩みを抱えこみそう ……

 

私には1度離婚した経験があります。

 

母がひとりで住んでいる実家に
子どもを連れて戻ることができたので、

母子家庭というわけではありませんが、
シングルマザーでした。

 

数年前に子どもたちを連れて再婚しましたが、

ひとりで子どもたちを育てようと覚悟した
あの気持ちは今でもよく覚えています。


今回は、母子家庭の子育ての悩みについて
お話ししたいと思います。

 

シングルマザーの悩み。離婚した自分を責めた、パパ役もやらなくちゃ

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離婚して実家に戻り、息子は

実家の近くの小学校に転校しました。

次男も実家近くの保育園に入りました。

実家に戻ってきなさい、と受け入れてくれた母に
金銭面で頼るのだけはやめよう。

私はとにかく仕事を探しました。

長男は小学校低学年、次男はまだ4歳でした。

2人とも小さかったので、夜は一緒に過ごしたい。

 

朝から夕方までの仕事を探し、
ようやく採用をもらうことができました。

 

子どもが体調を崩しても、母の仕事が休みのときは
母が子どもの面倒を見てくれました。

私が残業になってしまったとき、
母が夕飯を作ってくれていました。

私は感謝で母に頭が上がりませんでした。

 

このように書くと、ほとんど悩みなんてないように見えますね。

実際世の中には、もっと苦労されている

母子家庭の方はたくさんいると思います。

 

シングルマザーとしては恵まれた環境でした。

しかし私は常に悩んでいました。

 

1番の悩みは

子どもたちからパパを奪ってしまった罪悪感が消えない

というものでした。

 

私が離婚した原因は簡単にいうと、

夫が結婚する前から私に隠し事をしていて

結婚して8年目のときにそれが発覚。

 

私がどうしてもそれに耐えることができず、離婚した。

という感じです。

 

 

たくさんの人に相談しました。

そしてたくさんの意見をいただきました。

 

ママが笑顔でいられるのが子どもたちには1番だよ。

という意見。

 

子どもたちの気持ちを最優先しないと後悔する。

頭を空っぽにしてとにかく我慢しなさい。

という意見。

 

離婚してしまった私は結局、前者を選んだわけですが、

これで良かったのかを考えてばかりいました。

離婚は間違っていたんじゃないか。

だからといって、離婚しないで我慢していたら

私はどうなっていただろうか。

 

 

運動会で友達のお父さんを見て、うつむく息子たち。

夫のいない私を、みんなが好奇の目で見ている気がしました。

 

お父さん役もやらなくちゃと、

キャッチボールをしたり、釣りに行ったり。

 

このときの私は、子どもたちが本当に楽しんでいるのか

とても気がかりでした。

しかし、怖くて聞くことができません。

「パパがいたらもっと楽しかったね」

なんて言われたら、立ち直れる自信はありませんでした。

 

 

母子家庭の考え方が変わったきっかけ。子どもが見たいのはママの笑顔

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お父さん役もがんばろうと、息子たちと

釣りに行っていた何度目かのときのことです。

 

この日、次男に言われたことがきっかけで

私は考え方を変えるようになります。

 

 

私の顔をのぞき込んで、4歳だった次男はこう言いました。

 

ママ笑ってないね。ママ楽しい?

 

息子たちが楽しんでいるか気にしていた私のように

私が楽しんでいるのかを息子たちは気にしていたのです。

 

なんだか怖くてきちんと見ていなかったのですが、

よく見ると2人とも楽しそうに釣りをしていました。

 

「ほら見てママ。魚釣れたよ!」

 

大きな声で私にそう言ってくれる2人の息子の顔は、

笑顔でキラキラしていました。

 

 

私はこの頃から、

 

離婚して良かったのか、間違いだったのか

私さえ我慢していたら、全部まるくおさまっていたのか

 

などと考えることをやめました。

 

いくら考えたって過去は変えられない。

それなら、息子たちと笑顔でいられる時間を
増やすほうがずっといい

 

そう思うようにしてから、人の目が気にならなくなりました。

 

母子家庭やシングルマザーの方の中には、

私のように人目が気になるという方も、

いるんじゃないかなと思います。

 

自分の知らない人が、私をどう思うかは
到底わからないこと。

じゃあそんなわからないことを気にしても
仕方ないと思いませんか。

 

 

さらに、息子たちが楽しんでいるかを気にするのではなく、

「楽しいね」と自分から言うようになりました。

 

まとめ

 

私は「離婚して良かったのか、間違っていたのか」

いまだにわかりません。

 

きっとそれは誰にもわからないんじゃないかと思うんです。

 

離婚して良かったと思うときもあれば、

しなければ良かったと、後悔することもある。

ただそれだけだと思います。

 

母子家庭になる覚悟を決めたときから

みなさんずっと心に決めていることがあると思います。

この子に悲しい思いはさせない

 

子どもたちは、私たち親をよく見ています。

だからこそ、私たちが楽しんだり

喜んでいる姿を見せるのが、

子どもたちは1番嬉しいんじゃないかなと思います。

 

お父さん役をやろうと無理しなくてもいい。

子どもと楽しめることをしてください。

 

 

いつもがんばっているみなさん。

もう無理にがんばりすぎないで、
子どもと一緒に笑えることを見つけてくださいね。